このため、女性歌手が男装して歌うことになり、視覚上の混乱が無くもない)。メゾソプラノは女声歌手で、概ね合唱ではA3〜F5、ソロや他パートとのユニゾンではF3〜A5くらいの声域をもつ。
オペラでは、メゾソプラノは必ずしも声域の高低だけではなく、声の質が重要である。
また、モーツァルトやグルックなど18世紀以前のオペラでは、カストラートのために書かれた役柄があるが、今日ではメゾソプラノが歌うのが普通である(ズボン役と呼ばれる。 一方、ヴェルディのオペラの役柄、例えば『トロヴァトーレ』のアズチューナや『ドン・カルロス』のエボリ姫などでは、よりドラマティックで力強い声質が要求される。
メゾソプラノは一般にソプラノよりも暗めの声質をもち、声域はソプラノとコントラルトの中間にくる。
