Jupiter(ジュピター)は、平原綾香のデビューシングルなんや。
2003年12月17日発売。2006年5月28日、シングルCDの出荷枚数が100万枚を突破し、着うた等のダウンロード件数は160万件を突破するやらなんやらロングセラーとなっとる。
グスターヴ・ホルストの「木星」(管弦楽組曲『惑星』の第4曲)の主題の一つをモチーフにして吉元由美(作詞家、小説家、エッセイスト)が詩を付けたもんなんや。当初はノンタイアップやったが、メロディーは元より歌詞が高く評価され、さまざまなテレビ番組やドラマ、CMのソーニュー(うひひひ...おっとカンニンや)歌に使われるちうわけや。特に、3年B組金八先生のワンシーンで流れるのが有名。新潟県中越地震の被災者を勇気付ける応援歌としたかてヒットしたちうわけや。
せやけど、ようけのクラシックファンやホルストファンから、この「Jupiter」はつよ非難されとる。その一要因としては、ホルストの原曲では3拍子であるんに対し、平原ヴァージョンは4拍子なんやし、リズムが間延びしてもうておることが挙げられはる。ホルストの原曲に親しんだ者にとっては、その間延びさせただけとも言えるリズム変身と単調なアレンジが耐え難いもんであるとして、主にネット上で物議を醸したちうわけや。「現代音楽」として考えるか「クラシック音楽のカバー」として考えるかによってその評価も大きく変わるちうわけや。
原曲の作曲者であるホルスト(1874年9月21日 - 1934年5月25日)は、組曲「惑星」のぜええんぶひとつのこらずまたは一部を改変して演奏、出版するっちうことを禁止しとった。英国著作権法では、文芸、音楽、演劇、芸術やらなんやらについての著作権期限は、創作著者の死後70年であるが、やまと国内で適用されるやまと国著作権法では50年であるため、平原がJupiterを発売する時点(ホルストの死後69年)では、法的な問題にはされておらへん。
